ホワイトニングとは、プラスチックやセラミックといった人工的な材料で変色を被い隠すのではなく、あなた自身の歯を白くする治療法です。

ホワイトニング治療には、オフィスホワイトニング(診療所内で歯科医が主体となり、患者さんに治療をする方法)と、ホームホワイトニング(歯科医の診療方針・指示に従い、患者さんが自ら行なう方法 )とがあります。どちらの治療方法も、歯科医師が患者さんのお口の中(歯や歯周組織の状態)を診断してから治療が始められます。


ホワイトニング治療の、適応・非適応症例

<適応>

・増齢による変色、若年代の黄ばみ

・嗜好物、飲食物による変色

・薬物による、軽度の変色

・歯冠修復の行なわれていない神経のない歯

<非適応>

・歯牙の形成不全

・薬物による、重度の変色


ホワイトニング治療の注意点

ホワイトニングによる効果は、歯の変色の具合いや色調、原因により個人差がでます。

治療前の白くなる度合いの説明はあくまでも予測であり、治療期間中にホワイトニング治療剤による知覚過敏の症状が出る事もあります。

この症状の大部分は、数時間後には治まるものですから心配にはおよびません。

ホワイトニング剤には過酸化水素か過酸化尿素が含有されています。

口腔内の使用に毒性はありませんが、不適切に使用された場合、組織を傷つけるおそれがあります。

かならず歯科医師の診断を受け、指示に従って下さい。